ニュースの概要と宮根キャスターのコメント
2021年10月22日 14時34分スポーツ報知
USJで停電が発生。すべてのアトラクションが一時停止となりました。
後ろ向きジェットコースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」
では頂上付近で停止し、乗客は係員の誘導により安全に避難。ケガ人はいなかったとのこと。
朝このニュースをテレビで見て、乗客がパニックを起さず
避難通路から降りる様子に、係員の迅速な対応が想像できた。
安全神話って人の手で作っているのだなと思いました。
しかししばらくして、眉をひそめたくなるニュースタイトルを発見。
冒頭のリンクである。
以下宮根キャスターのコメントを抜粋
「(中略)送電に問題があったんでしょうね」
「(中略)日本のインフラ自体が高度成長時代につくっていて相当、老朽化しているっていうのが今、いっぺんに来ちゃっているのかな」
「やっぱり、弱いな。日本のインフラはって思いますけどね」
え?そうなの?どこでそんな印象受けたの?
というのが率直な感想だった。
他にどういう意見があるのかヤフーニュースのコメントを見てみると、
概ね氏のコメントに賛同しないもので少しホッとした。
氏のコメントからは 停電発生=インフラが弱い と受け取れるが、
それよりもまずケガ人がいなかったこと。
復旧が早かったこと。
また復旧はしたが安易に再運転せず、高所とはいえ人が通れる設計の
避難経路を使って係員誘導の下安全に避難し、安全確認を行った後
当日中に営業再開できたことが素晴らしいと報道して欲しかった。
原因は様々だが、事故は起きる。
他のジェットコースター事故のように、点検の不備などでの事故は
防がなければならないが、停電のようなイレギュラー=インフラが弱い
というのはいささか乱暴ではないだろうか?
自身で地面が割れようが、電柱が倒れようが、橋が折れようが、
電気もガスも水道水も途切れないで然るべきだとも聞こえる。
金を払ってるんだから完璧で当然と言いたげなクレーマーのようではないか
阪神淡路大震災発生当時、関西を拠点に報道を生業としていた人とは思えない言葉だ。
日本のインフラ、実際どうなの?
インフラと言っても幅があるので、今回の件から停電について調べてみました。
電力供給設備
停電回数の国際比較
(注)
- 日本・米国は2018年度の事故停電・作業停電実績。(出典) 電力広域的運営推進機関「電気の質に関する報告書(2018年度実績)」
- ドイツ・フランス・イギリスは2016年の事故停電・作業停電実績。(出典) CEER「Benchmarking Report 6.1 on the Continuity of Electricity and Gas Supply」
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