日本のインフラは弱いって本当⁉

ニュースの概要と宮根キャスターのコメント

宮根誠司氏、USJのジェットコースター停止事故に「やっぱり弱いな。日本のインフラは」 - スポーツ報知
 22日放送の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜・午後1時55分)では、冒頭で大阪市此花区にあるユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で停電の影響によりジェットコースターがレール上で停

2021年10月22日 14時34分スポーツ報知

USJで停電が発生。すべてのアトラクションが一時停止となりました。

後ろ向きジェットコースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~」

では頂上付近で停止し、乗客は係員の誘導により安全に避難。ケガ人はいなかったとのこと。

朝このニュースをテレビで見て、乗客がパニックを起さず

避難通路から降りる様子に、係員の迅速な対応が想像できた。

安全神話って人の手で作っているのだなと思いました。

しかししばらくして、眉をひそめたくなるニュースタイトルを発見。

冒頭のリンクである。

以下宮根キャスターのコメントを抜粋

「(中略)送電に問題があったんでしょうね」

「(中略)日本のインフラ自体が高度成長時代につくっていて相当、老朽化しているっていうのが今、いっぺんに来ちゃっているのかな」

「やっぱり、弱いな。日本のインフラはって思いますけどね」

え?そうなの?どこでそんな印象受けたの?

というのが率直な感想だった。

他にどういう意見があるのかヤフーニュースのコメントを見てみると、

概ね氏のコメントに賛同しないもので少しホッとした。

氏のコメントからは 停電発生=インフラが弱い と受け取れるが、

それよりもまずケガ人がいなかったこと。

復旧が早かったこと。

また復旧はしたが安易に再運転せず、高所とはいえ人が通れる設計の

避難経路を使って係員誘導の下安全に避難し、安全確認を行った後

当日中に営業再開できたことが素晴らしいと報道して欲しかった。

原因は様々だが、事故は起きる。

他のジェットコースター事故のように、点検の不備などでの事故は

防がなければならないが、停電のようなイレギュラー=インフラが弱い

というのはいささか乱暴ではないだろうか?

自身で地面が割れようが、電柱が倒れようが、橋が折れようが、

電気もガスも水道水も途切れないで然るべきだとも聞こえる。

金を払ってるんだから完璧で当然と言いたげなクレーマーのようではないか

阪神淡路大震災発生当時、関西を拠点に報道を生業としていた人とは思えない言葉だ。

日本のインフラ、実際どうなの?

インフラと言っても幅があるので、今回の件から停電について調べてみました。

停電回数の国際比較|数表でみる東京電力|東京電力ホールディングス株式会社

数表でみる東京電力

電力供給設備

停電回数の国際比較

 

(注)

  1. 日本・米国は2018年度の事故停電・作業停電実績。(出典) 電力広域的運営推進機関「電気の質に関する報告書(2018年度実績)」
  2. ドイツ・フランス・イギリスは2016年の事故停電・作業停電実績。(出典) CEER「Benchmarking Report 6.1 on the Continuity of Electricity and Gas Supply」

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