「百合はさ」感想 第一話

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この曲 1stソロの途中から
2ndが重なって 入ってくんじゃん?
あそこ めっちゃ好き

タイトル詐欺?

いきなりこのタイトルですよ。

字面のまま読むと、W主人公の百合に挟まれた男の子が痛い目を見るコメディかと思っちゃいますよね。

(いやまぁ、かなり痛い目には合ってるんだけどそれはまた追々)

ほのぼのとしたコメディタッチのシーンもありつつ、恋愛があったり、恋愛の様なものがあったり、

情熱があったり、いろいろ心抉られる素敵な作品です。

主な舞台となる吹奏楽は、専門的になり過ぎず、説明的になり過ぎず、知らなくても十分楽しめます。

その上で、吹奏楽を通して各キャラクターの心情がこれでもかと描き込まれていて、魅入ってしまいます。

悩み、衝突し、すれ違い、失敗して、泣き腫らした目を見開いて前に進んで行く。

そんな姿に何度も心を打たれます。

というか、登場人物全員一回り以上年下なのに皆さん人生何回目?って感じでひれ伏しちゃいます。

そんな「百合はさ」の感想を呟いていきたいと思います。

かわきもんたろうは蓬餅先生を応援しています。

感想

のっけからギスギスな雰囲気。

対照的な主人公。ストイックな優等生、奔放な天才肌。

あぁこの二人がライバルで熾烈なポジション争いに発展していくんだなぁ…

あれ?めっちゃ認め合ってる?既に仲良い?

まぁまだ一話目なんで情報量も少なく想像がいくらでも掻き立てられちゃうんですが、

気になるのは片桐のモノローグですね。

彼女は 私にとって 唯一の人になると

私の短い 17年の人生の中で 感じている

この『唯一の人』の意味が、片桐の、相川の、そして二人の関係性で変わっていくんでしょうね。

そして

私達のことは 見たいように 見ればいい

もうこの時点で絶対的な信頼がありますよね。外野は黙っとけと。

想像なんですけど、相川と出会う前の片桐はずっと

「私のことは 見たいように 見ればいい」

だったのでは?とか思っちゃいました。

それはとても強く見えるし、弱さにも成り得るし、相まって『片桐 千早』の魅力になってると思います。

皆さんの声

筆者は『lineマンガ』でこの作品を知ったんですが、このアプリ(に限らないかも知れないが)コメント欄も面白くて見ちゃうんですよね。

まとめ、というほどではないですが抜粋しながらこの作品に寄せられる声を紹介したいと思います。

まず、『部活の練習場所でイチャつくこの男なんだよ』的なお声。

これに関しては相川が何も言わなかっただけのような気がします。

何も知らなかっただけ、被害者かな?(そもそも学校内でアレはドウなん?てのもあるが)

そしてこのタイトルからの1ページ目の登場で、誰がどう見ても『はさまって死ぬ男』No1。

それについてはひとこと言わせて頂きたい。

「ちゃうねん」

いやちゃうことないねんけど、ちゃうねんあのな、そんなんちゃうねん。

そして、『煽ってきた後輩何なん?』というお声。

これについてはひとこと言わせて頂きたい。

「ちゃうねん」

この子ら、ちゃうねん・・・

2周目読み始めたらまたグッとくるというかなんというか。

適度に薄い描写(キャラ定まってなかった?)がまた、この時のこの子らの心情を勝手に察すると辛ぇ。

あとは『片桐素敵』とか相川は賛否あったり、タイトルから来て純粋に百合を求めてる人?は

なんか物足りないって感じでしたね。

個人的には百合でも百合じゃなくても、彼女らや彼らは素敵で輝いていて、40のおっさんの眼を潰してくれます。

そんな『百合はさ』を追っていきたいと思います。

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