谷内こうた・文/画
あらすじ
いつものなつのあさのできごと
「ぼく」はでかけた。いつものあのばしょへ。
まにあうかな?いそげ いそげ
心を揺り動かす筆跡
就学前におススメ。読み聞かせで是非一緒に楽しんでほしいです。
絵もシンプルで文章も少なく、小学生頃には物足りなくなってるかも。
その分、感情に訴えかけてくる一筆一筆ひと言ひと言を、
賢くなって言葉が達者になる前に感じさせて欲しいです。
山や原っぱ、雲や空など、要素が少なく面積の広い部分に絵具のにじみや筆跡を残すことで、
作者の、「ぼく」の、風景の息づかいが何重にも感じられます。
見開き10ページで短いのに後ろ髪引かれる世界観に、
「もう一回」攻撃が止まらないかも知れませんが、その時はよろしくお願いします。
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